Storing
After Harvest of beans

コーヒー豆の産地での保管について
収穫を終えて、精製されたコーヒー豆は、大事に倉庫で保管されます。 実は、精製したてのコーヒー豆は、ひと粒ひと粒に含まれる水分に多少ばらつきがあり、味も落ち着いていません。 そこで輸出する前に、一定期間、豆を休ませる時間を与えてあげるのです。 生豆の水分値は、休ませている間に段々と均一化されていきます。

コーヒー産地は標高が高く暑すぎないので、ある程度の期間、コーヒー豆を保管するのに適しています。 保管場所は通気性の良い倉庫で、金属製サイロや木製サイロ、コンテナバッグや麻袋などに入れて大切に保管されます。さらに、精製することにによってコーヒー豆の状態が変わってきます。
・ナチュラル
ナチュラル精選の場合はドライチェリーのまま。
・ウォッシュド・パルプドナチュラル
ウォッシュド精選の場合はパーチメントの状態で。
・スマトラ式
スマトラ式精選の場合は、生豆の状態から(※1) 1ヶ月〜2ヶ月前後、コーヒー豆の味がしっかり安定するまで待ちます。
(※1) タリーズで発売する「エイジドマンデリン」という商品は、豆を2年間倉庫で保管・熟成して作り上げた特別な商品です。

ある程度の期間休ませたコーヒー豆は、その後出荷されていきます。 出荷前に、皮の処理(脱穀)や精選などを経て、それぞれのグレードに合った生豆に仕上げられます。 その後麻袋などに詰められ、出荷されていくのです。
Transfer

コーヒーの物流と流通形態について
コーヒー豆は、ほとんどの場合麻袋に入れて輸送されます。 麻袋に入れるコーヒーの重量は国によって様々ですが、多くの国は1袋/60kgです。
しかし、中南米は69kgが多く、 生産国によっては70kg、45kgもあり、麻袋の他にも樽に入っている国や籠を使う国もあります。
では、その麻袋に入ったコーヒー豆はどのように運ばれるのでしょう。
約250〜300袋の麻袋を「コンテナ」という大きな箱に入れて、船に積まれて運ばれます。 コンテナには「ドライコンテナ」という通常のコンテナと「リーファーコンテナ」という定温管理(コーヒーは15℃前後)出来るコンテナがあり、 基本的には通常のドライコンテナで運ぶことの方が多いです。
しかしコーヒー豆の生産地は赤道に近く、輸送中に高温になることがあるので、 温度差による劣化をを避けるために、リーファーコンテナを使うことがあります。 ただし、リーファーコンテナの方が高価ですので、価格と品質の折り合いをつけてのコンテナ選びになります。

飛行機の輸送もありますが、とても高価でなかなか利用できません。しかし、運搬日数が少ないため品質劣化が少なくてすみます。 そして、日本に到着したコーヒー豆は定温倉庫にて大切に保管されています。